2018 秋の染織 おしゃれの会
2018年10月18日(木)~ 21日(日)
銀座店 店内
展示会テーマ
◆藍を重ね 枯れを愛す『本藍天然染め』
◆おしゃれ小紋と博多帯
◆本塩沢(塩沢お召)と塩沢紬
◆おしゃれコート地&おしゃれ長襦袢
特別ご奉仕企画
1.『お誂えお仕立上り』均一会
2.『歌舞伎公演』ご招待
藍を重ね 枯れを愛す『本藍天然染』
化学薬品を一切使わないこの伝統的製法は本来水に溶けない藍を灰汁(あく)でアルカリ化させ、染色可能な水溶液に変える方法で、数十回の染を繰り返し、気の遠くなる程の手間をかけ、納得のいく藍に染め上げます。二つとして同じものは染め上げられない大変貴重な藍染めです。
保温と防虫
天然藍は保温性・防虫効果などに優れ、古来より野良着やもんぺに使われ、またアメリカ西部開拓時代にはズボンにも使われてきました。
おしゃれ小紋と博多帯
高級手描きから型染めまでおしゃれ小紋のかずかず
博多織の歴史
鎌倉時代、南宋(現代の中国)より、持ち帰られた織物技術を元にして、改良工夫をこらし、『覇家台織(はかたおり)』すなわち『博多織』が作り上げられたと伝えられています。
江戸時代、黒田長政が、幕府への献上品として博多織を献上したことにより、一躍、博多の地名と博多織が広く日本中に知られるようになりました。
本塩沢(塩沢お召)と塩沢紬
本塩沢
横糸に強い撚りをかけた強撚糸(きょうねんし)を用いて、織り上げた後に湯もみをして作ります。湯もみによって、強撚糸が戻る力を利用して「シボ」と呼ばれる、独特の地風を持つ絹織物となります。
さらりとした肌触りに、十字絣、亀甲絣で構成された上品さと優雅さが魅力です。