法隆寺裂、正倉院裂、そして名物裂。
往古の時より残された古代、中世の織物の研究と復元、創作。それは織物の古典を世に問い、織物美術を表現することに心血を注いできた龍村美術織物の創業以来変らぬ一貫した姿勢です。
大正末期、初代龍村平蔵が、当時の帝室博物館より正倉院御物の研究、復元を委嘱されて以来、龍村美術織物は3代にわたって日本、世界を問わず、実に様々な古代織物の復元を手がけてまいりました。復元とは単純にそのものを模倣することではなく、その困難な作業を通じて先人の意匠を学び、さらに今日の創作の糧にすることです。古きを知り、新しいものを生み出す『温故知新』の信念のもとに復元された紋様は、現代美術織物に生まれ変わり、その製品の中に脈々と息づいております。
今回、銀座藤屋で紹介するのは、帯とハンドバッグ、小物の数々です。売り場にはこれ以外にもたくさん揃えておりますので、のぞいて見てください。
~~着物のお店銀座藤屋の人気アイテム~~
◆龍村裂名古屋帯 仕立てあがっておりますので、直ぐにおしめいただけます。 左 柄名 『五葉華文』 99,750円 右 柄名 『羊花文』 89,250円 |
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◆オートクチュール草履 33,600円 花緒に龍村織りを使っており、台はマットとエナメルの2タイプあり、また全体の作りが小判状になっていますので、つま先も広く、安定感があります。 台と花緒はご注文により換えることが出来ます。(多少お時間をいただきます) |
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◆小型ハンドミラー 2,100円 タテヨコ 5センチの小型ミラーで、一面は拡大鏡になっており、お顔の細かい部分を見るのに便利です。 ちょっとしたお使い物に、大変好評です。 赤 経錦 角倉文 青 経錦 コプト花盃文 |